のんびりかめの とにかくやりたいことやるブログ

英語・スペイン語学習、育児、本や映画、ドラマのレビュー、趣味、日常のことなど とにかく書きたいことを日々書いていくブログです

MENU

贖罪

 

あの時の彼へ。

彼女へ。

 

f:id:kanon-snowwhite:20200124140046j:image

 

きっと沢山の人たちを傷付けてしまったんだろうと思う。

 

私のした軽率な行動で。

 

「あの時はどうかしていた」

 

なんて、言い訳に過ぎないから言わない。

 

あれから何年が経ったか…

 

勿論忘れていません。

 

まだ、毎日のように思い出しては自分を責めています。

 

本当にあの頃の自分は幼過ぎて浅はかで、恥ずかしいし反省の毎日です。

 

真実が分かった時には時が経ち過ぎていて、謝る事も出来なくて。

 

それも言い訳の自己弁護の逃げかもしれないです。

卑怯者です。

分かってます自分で。

 

 

何年もグルグル考えて、

 

「あんな事予想できなかった」

 

とか他人や運を責めたりもしたけど、でも私が撒いた種が一因であった事は否定できません。

 

 

大人なのに本当に恥ずかしい。

 

 

いっぱい傷付けてしまったね、ごめんね。

全て私のせいです。

 

今はどうしているかな。

私の事も傷付けてしまった事も忘れてくれてたら一番だけど。

 

もし忘れてくれているとしても、私はずっとこれからも反省し続けるし、忘れません。

 

あんな事はもう2度としないし、周りでも起こさせたくないから、自分をちゃんと持って、律して、大人らしく振る舞えるように努力していきます。

 

本当は謝れたらいいけど、そんな度胸もないから、私自身、毎日忘れないように反省して生きていくだけです。

 

 

本当にごめんなさい。

 

 

ただ、忘れはしないけど、これからちょっとずつ前を向いて歩いていこうと思っています。

 

その一歩として、心の整理としても今これを書いています。

 

 

『罪』そして『償い』

 

 

私が出来ることは何か。

 

それを考えていきたいと思ってます。

 

まだまだ未熟過ぎる私だけど。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

読者さまへ

 

…何のこっちゃ?な記事ですみません!

完全に自分の為に書きました。

 

法律に触れたとかそういうんじゃないんですが、多分沢山の人を傷付けちゃったな、って事が以前あって、その事がずっと頭にあって。

 

許して欲しいとは全く思わないんだけど、誰にも言わず何年も頭の中でグルグルしていたので、ちょっと文字に起こしておこうと思いました。

 

 

いつも正しい人っているのかな?

 

いるのなら出来ればそんな人になりたかった。

 

気をつけていても、もしかしたらこれから誰かをまた傷付けてしまうかも…

 

 

でもなるべくなら人として間違ったことはしたくない。

 

いつもちゃんと胸を張れる人でありたい。

 

 

今のところの私の『贖罪』の思いでした。

 

ここまで読んでくれた方いましたらありがとうございました。

 

SFホラー『ライフ』を観た感想。真田広之さんにまた惚れた。

夜中にまたSFホラーを観てしまい眠れなくなってしまいました かめのですこんにちは。

 

真田広之さん出演という事で、前から気になっていた『ライフ』。

 

 

意外と息をもつかせぬ展開で面白かったので、延ばし延ばしにせずもっと早く観とけば良かったです。

 

 

あらすじ・キャスト

 

デッドプール」のライアン・レイノルズ、「サウスポー」のジェイク・ギレンホール、「ミッション:インポッシブル ローグネイション」のレベッカ・ファーガソン、「ウルヴァリン:SAMURAI」の真田広之が共演し、地球外生命体を調査していた6人の宇宙飛行士が密室の無重力空間で直面する恐怖を描いたSFスリラー。

 

火星で未知の生命体の細胞が採取され、世界各国から集められた6人の宇宙飛行士が国際宇宙ステーションで極秘調査を開始した。

しかし、生命体は次第に進化・成長して宇宙飛行士たちを襲い始める。

高い知能を持つ生命体を前に宇宙飛行士たちの関係も狂い出し、ついには命を落とす者まで現れる。

(映画.comより引用)

 

 

感想

 

何の前情報も得ずに、ただ

 

真田広之さんが出演してる宇宙飛行士ものの映画』

 

として観たんですが、完全にホラーでしたね。

SFホラー。

 

個人的には、『エイリアン』シリーズと『ゼロ・グラビティ』を足して2で割ったような映画だと思いました。

 

環境的には『ゼロ・グラビティ』。

そして『エイリアン』の恐怖。

 

 

…結果だけ言いますと、

意外と面白かった!

です。

 

ほぼ国際宇宙ステーションの中とその周りの空間での話なので、閉鎖的なんですが、宇宙だけあってスケール感がデカい

 

未知の生命体もどんな動きをして、どんな能力があって、どう進化・成長するのかが全く読めない。

 

話のテンポも良くて、途中でダレる事もなく、最後までドキドキしっぱなしで観終わったあとは最高の気分になりました!

(個人的意見です)

 

 

役者さんの、死んでいく時の演技が妙にリアルで生々しく、恐怖を増幅させていく。

 

音楽も、重低音で心理的に恐怖を煽りつつ、それでいて壮大な雰囲気

 

 

これ続編できたとしたらどうなっちゃうのかなー?

 

ラストはネタバレしたくないので書きませんが、このあとの話が非常に気になる。

 

続編を作って欲しいような、でも作ったら作ったでSF感がなくなっちゃって失敗なような気もするし。

 

 

ちなみに一つ、ディスる点があるとしたら、

 

「全く未知の生命体に対して、ちょっと管理がずさん過ぎやしませんか?」

 

という点(笑)。

 

「ゴム手袋をはめて直接触ろうなんて、素人から見ていても怖くて見ちゃいられませんけど?」

 

っていうね。

そこはもうちょっとリアルにこだわって専門的にして欲しかったかなぁと、少し残念な点でした。

 

 

真田広之さまがカッコよくて惚れた

 

我らが真田広之さまが出演されてるんですが、結構いい役なんですよね。

 

有能なシステムエンジニアで、妻と、生まれたばかりの娘を愛する良きパパの役。

 

彼の英語は多分、ちょっとだけ日本語なまりがあるかもしれないけど、超流暢

カッコよい!!

エンジニアとして、パニックに陥った状況下でも、冷静にメンバーに指示を下していきます。

 

カッコよい。

何度でも言います笑。

 

真田さんの声も個人的に非常に好みです。

もっと叫んで欲しかった…!(ドS

 

真田さんの声聞きたさに、もう一回観たくなってきちゃいますね、クセになるようなねw

 

 

最後に

 

この映画は、『エイリアン』シリーズが好きな人ホラー好きな人宇宙SF好きな人ピッタリハマると思います。

 

それから真田広之さんが好きな人、好きだった人もですね。

 

 

正直あまり期待せずに観たんですが、観て良かったです。

 

次は『インターステラー』も評判いいみたいだし観てみようかなと思います。

 

ちなみに2020年1月19日現在、

『ライフ』も『インターステラー』どちらもNetflixで観れますよー。

 

それでは読んで頂きありがとうございました!

 

ストリートピアノYouTuberにハマってしまい夜も眠れない日々。


明けましておめでとうございます、かめのです。

 

年が明けて一発目のブログ更新なので、まずは今年の抱負でも…と思ったのですが…

それどころじゃないんですよ今は!

ハァハァ。

 

というのも…恋に落ちたんですよ…

 

ピアニストに…!いやショパンに?ベートーベンに?ピアノにクラシックに!?

 

もはや自分でもよく分からないんですが、とにかくこの年末年始はストリートピアノYouTuberに恋してどハマりしてました!!

 

 

 

 

①ストリートピアノYouTuberのヒビキさん

 

ストリートピアノというのは、駅や街中、商業施設など多くの人が行き交う場所に置かれたピアノ。

 

 

音楽に楽しく気軽に触れられるように、基本的に誰でも自由にピアノに触れることになっています。

 

別名『思い出ピアノ』と言ったりもするようですね。

 

 

私が最初に何気なく見つけたストリートピアノYouTuberが、このヒビキさんでした。

 

 

ショパンエチュード10-4

まずこの動画を観て衝撃を受けました。

 

たまにNHKNHKのBSで、海外の駅や空港でストリートピアノを弾く人々の映像を淡々と流す静かな番組を放送してるんですが、ちょっと私は残念だったというか不満だった。

 

なぜなら、クラシックを弾く人がほとんどいないじゃないか…!

 

しかし…このストリートピアノYouTuberは、私の理想そのもの!!

 

これこれ!こういうのを求めてたのよ!(泣)

ポップスやジャズもいいんだけど、私の好みとは違うのよ…!

 

あと、同じくヒビキさんが弾くベートーベン『熱情』(マッハで弾くバージョン)も是非聴いてみてください、私はこれでダメ押しされてハマってしまいました笑。

 

 

最近盛り上がっている『都庁ピアノ』とは

 

私は音楽については詳しくないので上手く語れないのですが…

 

こんなに情熱的で素晴らしいベートーベンやショパンを本気で弾いている演奏者の向こう側に、観光客が興味深そうにカメラを向けてるっていうのも面白くないですか?

 

しかも外国人観光客がなぜか凄く多いんです。

 

 

演奏が終わると聴衆から拍手が起こったり

「ブラボー!」

って声がかかったり。

 

 

YouTubeで色々他にも観ていたら、この1年ぐらいで『都庁ピアノ』という超人気カテゴリーが出来たみたいですね。

 

2019年4月に、東京都庁の南展望室にこの『都庁おもいでピアノ』が設置され、一般の利用が開始されたとのこと。

 

一人につき演奏時間は5分

ちゃんと係員の方が時計で5分きっかり計っていて、時間を過ぎると止められるみたいです笑。

 

ちなみにピアノのデザインはあの草間彌生さん監修です。

なかなか個性があって芸術的ですよね。

 

私もいつか都庁ピアノを弾きに行きたいです…

(もちろんピアノは弾けないので西田敏行『もしもピアノが弾けたなら』状態)。

 

思いっきり弾いて「ブラボー」って言われてみたい…!

 

 

②同じくストリートピアノYouTuber、マッチョなピアニストのフォルテさん

 

ヒビキさんからストリートピアノ動画にハマり、そこからこのフォルテさん知り、どハマり笑。

 

 

この方はヒビキさんよりも、よりYouTuber!!って感じ。

 

ネタを仕込んでお笑い系に徹してみたり。

 

ある時はダイナミックで情熱的なストリートピアニスト。

 

またある時はビシッと正装で大真面目な演奏動画を上げていたり。

 

更に、ピアノの上達法やご自身の練習風景、音大に行ったらかかるお金のことなんかにも触れています。

 

最初はおちゃらけたマッチョYouTuber』として楽しく観ていたのですが、今ではすっかり私は『フォルテ先生として見ています笑。

 

クラシックを弾くピアニストとしては異色な感じはしますが、ピアノや音楽のことをよく知らない人が音楽、特にクラシック分野に入る際の『入口』として、いい意味で異色なんだと思います。

 

この方を見ていると、のだめカンタービレを思い出すんですよねぇ…

(再放送してくださいフジテレビさん!またはHuluさんNetflixさんAbema TVさん!)

 

 

決して音楽としての敷居は高くはなくカジュアルで、皆が楽しく音楽を奏でていたり勉強したりしている。

 

でも音楽に対する情熱や志は本物。

 

だって音楽を誰よりも愛してるから。

(…というドラマだったと思うんだけど最初から最後までちゃんと観てないのでちゃんと観たい)

 

そんなイメージの『のだめカンタービレ』を思い出させるんですよね、フォルテさんは。

 

また、彼の弾く『ラ・カンパネラ』も感動します。

動画の中では都庁バージョン、京都駅バージョン、大阪の楽器店バージョンなどあるんですが、私が一番好きなのは京都駅バージョン

 

https://youtu.be/CYEZkxiPyDM

 

すっっごく寒い中、駅でいきなり弾くわけですから、指がかじかんでる様子も垣間見えるんですが、そんなことよりも彼の迫力とか、伝える力とか、その場を自分のステージに変えてしまう力

 

この動画ではそんなにおちゃらけてはいないけど、パフォーマンス性があって魅入ってしまうんですよねー。

 

なんて言ったらいいんだろう、上手く表現できないんですが、力強くて情熱的なんだけど、繊細さもあるんですよね。

 

ちなみにフォルテさん、マッチョピアニストなので、夏はタンクトップで弾いてたり(ちゃんとした場所ではビシッとスーツで弾いてます)、

 

「それでは今から弾いてきたいと思いマッチョ」

 

などと語尾がマッチョになるというキャラでやっておられます笑。

 

 

まぁそんな訳で、マッチョYouTuberフォルテさん…

ピアノの弾き方とかパフォーマンスとか、そういうの全部含めて好きになっちゃう人です♡

 

 

③ピアニスト小雨(こさめ)さん

 

観てみてください。

都庁ピアノで弾くショパンノクターン

 

 

これは恋に落ちます。

同性だからとかはもはや関係なし。

 

何もかもが美しい。

音色も姿形も雰囲気も…

 

バックには喫茶スペースやお土産屋さんらしきスペースがあって、普通〜に観光客がお茶してたりお土産を選んだりしてるんですが、彼女(小雨さん)の周りだけ空気が違う!!

 

しまいには夕日が差してきてそこだけスポットライトが当たってるみたいな不思議な光景に…

 

なんなら、彼女の可憐で儚げな雰囲気に、いつもの都庁ピアノのデザインがミスマッチなような…

 

それでもそんな事は全然気にならない程のオーラを放っている。

 

「はぁ…美しい…」(溜息しか出ない)

 

女性ピアニストのイメージを絵に描いたような人。

こんな風に生まれてきたかった…

 

というかヤバイですね、調べたらこんな美しいピアニスト世界にゴマンといそうで、底無し沼な予感がしますね笑

 

 

そんな感じで何人かの動画を観てみて

 

そんな感じで、ヒビキさんから入ってフォルテさんにハマり、何回も何回もフォルテさん動画を観て聴いて(全部は観てないけど)…

 

またヒビキさんに戻ると

 

「やっぱり好き…ヒビキさんの熱情とショパンエチュード10-4 …♡」

 

ってなる笑。

 

 

いつかお二人の生演奏を聴きに行きたいなぁ…

 

…と思ったら、ヒビキさんもフォルテさんもCD制作されてるみたいですね。

 

動画を初めて見た時「何者??」と疑問に思ったものだけど、やっぱりプロのピアニストという事でした。

 

 

そして、フォルテさんはご自分のCD制作を今している最中で、しかももうすぐ全国ツアーだそう。

(うちに一番近い名古屋チケットは既に売り切れ_| ̄|○

 

 

彼らのこれからの活躍が楽しみです!!

 

そして小雨さんの他のクラシック動画や他のストリートピアノYouTuber動画ももっと漁って、YouTubeの思惑にまんまとハマってきたいと思います笑。

 

 

最後に

 

感銘を受けすぎた為に、私もショパンエチュード10-4 を弾きたい衝動に襲われてるので、ピアノは買えないけど安い中古のキーボードでも手に入れて練習してみよっかなー、という気持ちになってます。

 

そしてYouTubeにアップしようかなと。

 

うちの県にも幸い、『思い出ピアノ』というストリートピアノが置いてあるので、人前で弾きたくなったらそこに行って弾いてみるとかね。

(まー田舎なので誰も聴く人はいないと思うけど)

 

あー楽しみ!!

また趣味増やしちゃってそんな時間どうやって捻出するんだ!w

 

っていう訳で今日はこの辺りで失礼します、読んで頂きありがとうございました。

2019年のまとめとご挨拶。ブログも1年3か月続けることが出来ました。

 

f:id:kanon-snowwhite:20191231145703j:image

ハッピーセットスーパーマリオのおもちゃ。

マリオ2週目は店内ガラガラでした。

 

 

2019年もあと僅かで終わりますね。

 

何となく、年の最後にまとめ的な記事を書きたいなと思っての更新です。

 

 

このブログは2018年の10月に始めたので、かれこれ1年3ヶ月続いてるんですね。

 

最初ははてなブログproの有料で、しかも独自ドメインでやってました。

 

それもこれも全てGoogleアドセンスの為だったのですが、まー何をやっても受からず(笑)、お金を払ってブログを続けるのがプレッシャーになったので、8月かな?

 

はてなブログproも独自ドメインも解除して、新たな無料ドメインでまた続けることになりました。

 

まーそれからはいくらか気楽になりましたね。

重荷が取れたような感じで。

 

確かね、こんなブログでもTwitter効果でちょっとだけバズった記事があったんですよ、2記事ぐらい。

 

それで調子こいてまたアドセンスに申し込むも、撃沈(当たり前か)。

 

何度か過去に『ブログを書く意味』的なことを書いて心の整理を図ってはいたものの、それでもどこかに諦められない気持ちがあったんですね。

お金への執着というのは恐ろしいものです笑。

 

 

でも「アドセンスはもういいや」な気持ちになれたのは、最近はてなブログさんがKADOKAWAさんと取り組んでいる

『ブログの書籍化』

っていうのを知ってからです。

 

はてなでブログをやっている方のブログを書籍化。

めっちゃ夢がある…!

 

どういう基準で書籍化するブログを選んでるのかは不明ですが、まぁ人気ブログじゃないと無理だとは思います笑。

 

あーでもそっか、別にアドセンスだけが全てじゃないね…(検索はやっぱり強いだろうけど)

ってね。

 

ここ(はてな)でひたすら書いて、書くことに慣れて、色んなブロガーさんや読者さん、ツイッタラーさんと楽しくやっていく…っていうのも、お金には変えられない収益よね。

 

まぁ勿論、わたくしも承認欲求の塊のような人間ですので、たくさんの人に読んでもらいたい欲はちょっとはあります…が、正直、難しいですね。

 

自分が書いてて楽しくて、皆に読んでもらえる記事なんて、そんなのブログやってる皆も分からないんじゃないか??

と思いますし。

 

そこんところを、これからも自分の内面を見つめつつ、チビチビ書いて実験、発見、気付きが出来ていったらいいかなと思っております。

 

 

あとねさっきもチラッと書いたんですが、SEOも大事なんだろうけど、Twitterに何気なく記事更新のお知らせをしてバズった時の爆発力、影響力はスゲェな!と本当思ったんですよ。

 

「私の文章力とか目の付け所が良くって〜♪」

 

…とかじゃなく、ホントとか、その時の時代の空気と上手くマッチした的な?

 

それが誰かの目に留まって拡散された時に奇跡が起こるんだなーと、2019年はそんな経験ができたのが1番の私の収穫でしたね。

 

1日で何千PVもあるなんて当ブログからしたらもう次はいつあるか…(ちなみに今月は500PVもいってない)

 

アドセンスなしで、Amazonやnendからの収益で250円ほど頂いたのも、いい経験でした。

ブログを通して何か買って頂いた方、本当にありがとうございました、死にかけのモチベーションを何とか保つ事が出来ました

 

 

あとブログを続けていて得たこととして結構大きいのが、他の人のブログや、本を読むようになったこと。(活字に慣れた)

 

以前からスティーブン・キングに興味はあったものの、ブログをやってなかったら読むまではいかなかったんじゃないかなーと思います。

長いし。

 

他にももっと色んな民族学とかホラーとか、民族ホラー的な小説や実話とかも読みたいし、読んだら独りよがりでもいいから感想を書きたいし!

 

…とか考えたらワクワクしてきますしね!

(ホラーでワクワクって)

 

あっやべ、来年のことは『今年の抱負』って記事で書こうと思ってたんだった。

 

 

1年3ヶ月で67記事。

少なっ!!

 

20記事ほど削除したけど、それでも100記事に到達してない。

 

…が、まぁ初心者ブロガーがたくさん悩んだ結果の67記事ですし、それはそれで。

 

なんだかんだここまで続けられた自分を褒めたい。

日進月歩。唯我独尊。行雲流水。

 

そんな感じです。力が抜けていい感じになりました。

 

 

このブログを読んでくださっているあなた様。

いつもありがとうございます。

あなた様のお陰でここまでやってこれました。

 

たかがブログ、されどブログ。

色んなドラマがありました。

 

ネットには変な人もいるけど、優しい人、凄い人、キラキラしてる人、エネルギーを分け与える事が出来る人…

いい人、大好きなブログがいっぱいあるな、って気付くことが出来ました!

 

それでは2020年も引き続き当ブログをよろしくお願い致します。

よいお年をお迎えください!

最近やってた英語学習。ENGLISH JOURNAL10月号とパス単

f:id:kanon-snowwhite:20191228223258j:image

 

ENGLISH JOURNAL、言わずと知れた英語学習雑誌ですが、これを使った学習をなんと9月から3ヶ月近くノロノロやってました(時間かけるにも程がありますね)。

 

この本のこの号を買った理由は、レオナルド・ディカプリオブラッド・ピットのインタビュー記事があったからっていうことと、自分がその時、香港のデモについて興味があったんですが、そのニュース記事も収録されていたことからですね。

 

 

ディカプリオとブラピのインタビュー記事

 

f:id:kanon-snowwhite:20191229003630j:image

 

①最初は何の情報も頭に入れず、シンプルに聴いてみました

 

…が、ほとんど理解できなかったかなー。

単語はいくつか拾えたけど。

まぁ理解できなくてもいいんですよ、会話のレベルが高いので。

問題はそこからどうするかです。

 

スクリプトを見て理解する

 

英文の他にも、重要単語・熟語、背景知識、日本語訳などが親切にも書いてあるので、それを助けにしながら英文を理解します。

 

意味の塊ごとにスラッシュ(/)を入れたり、未知の語彙に蛍光ペンを入れたり、何なら意味を書き込んじゃったり、自分の好きなようにいじっちゃおう!

 

スクリプトの英文を読んだり、声を出して音読したり、音声を聴いたりをひたすらしまくる

 

まずはスクリプトの英文をスムーズに読めるように何度も黙読したり音読したりしました。

 

あとは皿洗いや洗濯物を畳むときなど家事の最中や車での移動中にスマホから音声を流したりして、ひたすら音声を聴きまくり&シャドーイングしまくり。

 

時にはモノマネして喋ってみたりしても楽しかったです(笑)。

 

 

ディカプリオとブラピのインタビュー記事はレベルが高かった

 

好きな俳優2人のインタビューで、学習の素材として楽しいものではあったんですが、まだ私が観たことのない映画についての話で、しかも演技論とか、2人がまた難しいこと言ってるんですよね〜これが。

 

抽象的というか、頭が良すぎて何言ってるか分かんないというか。

 

なので、ほんっとうに難しくて何言ってるか分からない部分だけはスルーしてましたね。

 

でも、一時期こればっかり聴いてたせいで、のちに聴くことになるキアヌ・リーブスのインタビューがめっちゃくちゃゆっくりハッキリ易しく感じたので、結構耳は鍛えられた気はします!

(決してキアヌの頭が弱いと言ってる訳ではないです、むしろ好きな話し方)

 

 

Tea Time Talk

 

ケイ・ヘザリさんの随筆で、ご本人が朗読されているもの。

 

英文は割と理解しやすいし、そんなに難しい語彙や表現も使ってないし、喋りもゆっくりハッキリで、前情報一切なくイキナリ聴いても結構理解できましたね。

 

こんな難易度の記事をもうちょっと増やして欲しいです、アルクさんお願いします(笑)。

 

 

Quick Chat

 

ホストはイギリス人マイケル・リースさんと、ゲストはカナダ人のニール・デマルさんのちょっとしたお喋りコーナー。

 

今月の内容は、『世界各地の秋祭り』。

 

ハロウィンやクリスマス、新年のことにも触れていました。

 

カナダやイギリスのイベントの違いとか、東京に住んでると世界の色んなイベントを体験できて素晴らしいよね!みたいな事も言ってましたかね。

 

「ドイツのビールの祭典、オクトーバーフェストの事は今まで知らなかったんだけど、東京に来て初めて知ったよ〜!」

 

とか。(え?東京ってそんな楽しいトコロなんですか?日本人だけど知らなかったよ…(私の心の声))

 

 

ちなみに2人は喋りのプロであるせいか、イギリス英語が苦手な私でも綺麗に聞き取りやすく聞こえました

 

ただ、カナダ人のニールさんが時々めっちゃ早口になるのだけは面食らった。それ以外は内容的には易し目レベルでした。

 

 

World News 2

 

(World News1 はイギリス議会の話題で興味なかったのでスルー)

 

 

World News 2 は、香港のデモについて

 

ニュースキャスターや現地の特派員の話す英語はイギリス英語で結構クセがありましたが、それもモノマネしながらシャドーイングしてたら楽しかったです(笑)。

 

ていうかモノマネって結構、重要なスキルじゃないですか??

 

モノマネを制する者はスピーキングを制す。

 

急に思い付きましたがこれ真理。

というかスピーキング能力向上する上で、モノマネが好きとか得意な人は有利だと思う。

 

ところで2019年の春〜夏ぐらいは香港について、日本でもかなりニュースになってましたが、最近はめっきり聞かなくなってきたような気がします。

 

私がNHKの教育番組でパプリカダンスばっかり練習してた間にニュースの報道がされてたのか、はたまた今はあまり大きな動きがないのか…?

 

 

World News 3

 

f:id:kanon-snowwhite:20191229161808j:image

(ここから、分からない語彙を蛍光ペンで色分けしてみたらめちゃくちゃ分かりやすくなった)

 

カナダが、分別してないゴミをフィリピンに『プラスチックゴミ』として送りつけてしまい、ドゥテルテ大統領がキレたというニュース。

 

ドゥテルテ大統領の話題を聞く度に、

「結構好きだよ…」

と思っちゃうんですけど、私だけですかね?

 

トランプ大統領と比べて情報量が少ないから英雄っぽく見えるのかもしれないですけど。

 

 

私がこのニュースを面白いと思ったのは、カナダって先進国の中でも『ちゃんとした』イメージがあって、それプラスあのイケメン、ジャスティン・トルドー大統領も、私のカナダに対する倫理的な、道義心の強いイメージを強固にしてるんですね。

 

…なんだけど、そのカナダがフィリピンに非人道的な行いをしていた…って点に驚いて、それが私には興味深く映りました。

 

まぁ、ゴミを送りつけてたのは民間の会社で、その会社はカナダ政府の許可を取っていなかった、というのがカナダ政府の言い分らしいですけどね。

 

先進国である日本も、その記事には名前は出てなかったけど、東南アジアにゴミを輸出してるし他人事じゃないんですよね。

(日本のプラスチックごみの総輸出量は減ってはきているらしい)

 

自分たちが出したゴミは自分たちで処理しないとね。

ましてや外国に、『プラスチック』と書いた、分別してない汚いゴミを輸出して迷惑がられてるなんて、めちゃくちゃ恥ずかしいじゃないですか、ねぇ?

 

 

…と、プラゴミ環境温暖化の話は尽きないのでこの辺で終わりにして(笑)…

 

この記事の英語の難易度的には、易しかったです!

 

長さも短めで、それほど難しい語彙はなし。

内容も取っつきやすいし、何度も聴いたり音読したりするのに持ってこいの素材でした。

 

英検の英作文やスピーキングにも役立つかもしれないですね。

 

 

最後に

 

やっぱり自分の好きな素材で、思いっきり聴きまくって音読しまくってシャドーイングしまくるのが楽しいですね。

 

問題はどこまでやるか、なんですけど…

 

暗唱(スクリプトを見ずに言える)まで出来れば1番いいけど、そこまでやってるとめちゃくちゃ時間かかるし、やめ時が難しいです。

 

とりあえず私は今のところは、気に入った素材をスクリプトなしでシャドーイング(音声のあとについて話す)が大体できれば次に進もうかなー、という感じでやってます。

 

とにかくたくさんの英語にふれまくる『多読多聴』って考えもありますしね。

 

 

それと、最近サボっていたパス単を再開しました。

f:id:kanon-snowwhite:20191229162222j:image

 

新たな語彙を覚えると一気に英文を読むのが楽になるし、何より より楽しくなると思うので、また頑張りますよ!!

 

 

それでは、読んでいただきありがとうございました。また!

 

ブログやってる意味を見失いがち問題と、孤独にやっていくこと

 

f:id:kanon-snowwhite:20191226153502j:image

この前、買い物に行った時に夕焼けが綺麗だったので一枚パチリ。

 

今日は、最近自分が考えていたことを日記または心の整理的に書いておこっかな〜という内容の記事です。

 

 

ブログやってる意味をすぐに見失いがち問題

 

ブログって、書いてる時はノリにのってるんですが、書いて出来上がってみると

またしょーもないこと書いてしまった…

ってなっちゃうんですよね。これ私だけ?

 

例えば一つ前の記事で『スティーブン・キング原作『シャイニング』を読んだ感想』ってのをアップしたんですが、

 

kanon-snowwhite.hatenablog.com

 

あとから考えたら

独りよがりにも程があるだろ…

と無力感に襲われてました(笑)。

 

 

ブログなんて楽しければいいでしょ!

 

とも思うし、でもせっかく読んでくれた人がいたとして

 

「で、何が言いたいの?全然面白さが伝わらないし文章下手すぎ」

 

って思われてたら…いや、もうちょっと分かりやすく読者目線になるように努力しようよ自分…

 

とか、

 

そもそもこの記事って需要あるのか?

ーいや、ない。

 

 

とか考えてました。

 

有益性とか収益とか、そういうプロブロガーっぽい事を考えるのは自分には100万年早いので、その考えはほとんど捨てたんですけど、それじゃぁ一体どういう方向性で行けばいいのか…

 

 

【方向性として】

 

・(色んな意味で)面白い文章を書けるようになりたいので練習を兼ねてひたすら書く

 

・どんな事を書いたら読まれるか実験してみる

 

・語学学習メモ。シェア。

 

・映画やドラマ、本を読んで心が動いたらアウトプット

 

 

今まではこんな感じだったんだけど…もうちょっと他人の目を気にするか

 

それとも今のまま、独りよがりでもいいからじゃんじゃん垂れ流していくスタイルを強行していくか!

 

ーどっちもかな。うん。

 

 

孤独に慣れよう

 

f:id:kanon-snowwhite:20191226232132j:image

(フリー写真)

 

これはブログを書いていく上で…というより、私という人間の問題。

 

リアルでもネット上でも、私とちょっとやり取りをした事のある方はもしかしたら分かるかもしれませんが、ちょっと空気読めないというか、他人とコミュニケーションを上手く取れない所があるんですよね。

 

リアルな会話でもSNSでも、相手が意図してることと関係ないことを答えちゃったりして…

 

だからメッセージのやり取りなんかは、何度も何度も見直して「質問の意図と合ってるか?」を確認してから送信したりしてますが、興奮したりするとおかしな文章なまま勢いで送信して微妙な空気になったり(相手が返事に困ってるなっていうのは何となく分かる)。

 

で、上手く他人とコミュニケーションが取れてる時はいいんですけど、取れない時はホントにダメで、めっちゃ落ち込むというね。

 

だから最近はSNS向いてないから、どうしようかなと思案中なんですよね。

 

定期的にそんな波は来たりしつつ、何年も過ぎ去ってる状態。

 

 

でね、英語…というか特に英会話のレッスンとかで色んな人とコミュニケーションを取っていた時に強く思ったことがあって。

 

 

『合う人間とは合うけど、合わない人間とはどうやっても合わない』

 

『皆がグループで仲良くワイワイやってるのを見ても、自分がその輪に入れるとは限らないし拒絶されることもある。ぶち壊してしまうこともある』

 

『グループレッスンは自分は合わないから絶対にやらないこと。マンツーマンのみ』

 

 

本当にね、自分では分からないけど

 

「ぶち壊しマンですか?」

 

ってぐらいコミュニケーションが下手すぎて、でも自分から行かないと誰とも仲良くなれないし…でも上手くやれない。

 

若い人ならともかく、こういうのって40歳も過ぎてからじゃもう矯正のしようもない気がするので、無理に他人と関わらなくてもいいかな、と思うようになりました。

 

 

で、そんな事をしているうちに、こちらから連絡をしないとなると、数少ない友達とも段々疎遠になっていき、今リアルで連絡を取ってるのは親友1人、2人だけかな?

 

あとはTwitterやインスタで何年もゆるく繋がってくださってる方もいますね。

 

で、そういう人は多分、私がちょっとおかしくて、たまに更におかしくなる人だと分かっていて、それでも付き合ってくれている。

 

 

凄くないですか?

 

普通だったら見捨てられてもしょうがないような事をしていても

 

「だってかめのちゃんは大事な友達だから」

 

って全てを飲み込んでくれて包んでくれて。

 

 

上のセリフは学生時代からの親友のものですが、旦那をはじめ私の子供たちや、何年も繋がってくださるSNS関係の方々もそんな感じ。

 

 

それでね、昨日お風呂に入りながらしみじみと思ったんですよ…

 

そういう人たちを大切にしようって。

 

私のことを受け入れてくれる人、大事にしてくれる人を。

 

それ以外の人はどうでもいいっていう訳じゃなくて…

新たに仲良くなれる人がいたらそれは素敵な事だし、そうなったらいいなと思うけど、無理して近づこうとしなくていいかなって。

 

受け入れて大事にしてくれる人は絶対にどこかにいるし、そうでない人には依存しない。

 

時には孤独になるかもしれないけど、その時間をこうしてブログを書くことに使ったり、映画を観たり本を読んだり英語の勉強をしたり

 

もちろん家事育児の隙間時間にね(笑)。

 

 

そう決めたら急に頭がスッキリしました。

 

まぁ、ブログについてはまだ試行錯誤だけど、

とにかく楽しみながらちょっとずつ進歩しよう

 

こんな感じでおります。

 

 

うん、ちょっとは考えがまとまりました。

 

こうやって日記みたいに書いていくのも全然アリですね、独りよがりかもしれないですけど笑。

 

 

では読んで頂き本当にありがとうございました。(土下座)

 

スティーブン・キング原作『シャイニング』を読んだ感想

 

はぁ…もう最高。キング様…

 

読んでる途中でどうなる事かと思ったんですが、最後まで読んだら上記のような感想になったので、ちょっと語らせてください。

 

 

 

あらすじ

 

ジャック・トランスとその妻ウェンディ、5歳の息子ダニーは、冬の間閉鎖される山の中の巨大な『オーバールック・ホテル』にやってきた。

ジャックが冬季管理人として採用されたからだ。

だがそこは過去に、管理人が家族を惨殺、他にもマフィアによる凄惨な殺人事件が起こっていた場所だった。

 

 

上・下巻のうち、上巻は主に説明が多い

 

狂っていく父・ジャックの身の上話や、妻ウェンディとの馴れ初め、酒との関係、なぜオーバールックホテルの管理人としてひと冬を過ごすことになったのか。

 

ジャック、ウェンディの親や彼らとの関係。

 

彼らの息子である、ダニー5歳の『シャイニング』の超能力。

 

ダニーに危険を知らせてくれる、彼の内なる存在『トニー』について。

 

『オーバールックホテル』の栄光と、禍々しい歴史について。

 

ウェンディもダニーも、段々おかしくなっていくジャックや謎の怪奇現象から逃げ出したくなるんだけど、なぜそんなに簡単に逃げ出せないのか。

 

 

そういったあたりの事情もこと細かに説明、描写してるんですが、正直

 

「その説明、要る?」

「無駄に長くない?」

 

と途中…特に上巻の半分ぐらいまでは、そう思いつつ読んではいました(笑)。

 

 

何故そんなイラつかせる文章表現じゃなきゃいけなかったか

 

実際、ウェンディや、特にダニー目線の章の時はめちゃくちゃ素直にスラスラ読めたし、共感できました。

 

というのは、2人はまぁ普通の感覚の持ち主だし、そもそも難しいことを言ってないから分かりやすいっていうのもあります。

 

それに対しジャックは、変に文学的というか頭がいいもんだから、彼目線の章の時は言い回しが周りくどくて、しかも言い訳したり自分の都合のいいように解釈したりして、心底イライラしてくるというか…

(ダメな男の心の声をずっと聞かされてるような気分)

 

そこを考えると、いかに父ジャックが自分に甘く、悪いものに取り込まれやすいかっていうのが納得できます

 

でもね、それすらもあとで活きてくるんですよね〜。

 

 

そういった訳で、もしこれから原作を読んでみようと思われる方がいたら、上巻の…

せめて彼らがホテルに着いて、怪奇現象が始まるぐらいまでは我慢して読んで頂きたい…!

 

 

ホテルに取り込まれていく過程がいい

 

怪奇現象も、大きいものから小さなものまでチラホラ出てきて、そういうのもまぁ面白いんですが、わたし的には

 

巨大で歴史ある、だけど冬の間は誰もいないホテルのひと冬だけの管理人であるジャックが、徐々に壊れていく過程が面白かったですね。

 

 

いい父親である時もあれば、狂気じみた酒乱の片鱗を見せる時もある。

 

「あぁまたやってしまった、こんなに自分はダニーを愛しているのに。

 

もうこんなことは二度としない、絶対に、絶対にだ。」

 

…っていうくだりを何回も何回も繰り返して、そうしているうちに段々

 

「あいつはいつもそうだ。俺が何かやろうとするといつも邪魔をして足を引っ張ってくる。

 

俺が何かヘマをするのを待ち構えてやがるんだ。」

 

というような負の感情に取り憑かれて、自分の中で色々と考え、あげくに他人を責め出して、勝手に怒りを増幅させていくんですけど、これは何だかすっごく妙にリアリティがありましたね〜。

 

私もメンタルの調子が悪かった時なんかは同じ感じでしたし、もう怒って泣いて謝って…を繰り返して、自分も、それを受け止める相手も大変なんですよね、メンタルがね。

 

…そんな感じで、描写に凄くリアリティがあるもんだから、スティーブン・キング自身もそういう経験があるのかなぁ…なんてつい想像してしまいました。

 

 

という訳で、途中までは時々ジャックに共感なんかもしてましたね〜。

 

 

読者のわたし自身も、一時取り込まれそうになった

 

何に??

 

ホテルにか…作品にか、ジャックにか、それともスティーブン・キングにか。

 

分からないけど、段々読み進めていくうちにジャックが狂い始めたら、読んでる私自身も鬱状態になってきたんですよね。

 

まぁたまたま偶然かもしれませんが、何というかジャック目線の鬱々とした文章をずっと読んでいたら、ちょっと影響してきた気が…

 

気のせいかもしれないし、私の場合、毎日ちょっとず〜つ長い期間かかって読み進めていたので余計かもしれません。

 

バーッと一気に読んだらそんな事もないのかも?

 

でも私はそんな状態だったので一応、ちょっと中断したりしてました。

 

元気な状態に読むのが一番いいかもしれないですね、こういった人間の負の感情を事細かに描写してる作品、特にそこそこ長編の小説はちょっと注意が必要かもしれませんね〜。

 

 

謎・謎・謎

 

映画版でも数多くの謎があったんですが、まぁそれは原作を読めばだいたい解決できました(多分)。

 

でもね、原作を読んだら読んだで、また新たな謎が…(笑)。

 

 

・ジャックは食糧庫に閉じ込められたけど、実際どうやって出られた?まさか本当にオバケが??

 

・ジャックは思いっきり刺されたのに、なぜそのあとも元気に動き回れた?

 

・あの植物の『生け垣動物』たちは一体何なの?何かが乗り移ってる??

 

・トニーの正体は結局ダニー自身なのか、そうじゃないのかハッキリ言ってない?

(それは続編の『ドクター・スリープ』に言及されてるのか?)

 

・ウェンディも言ってたけど、最大の謎「どこから大量の酒が湧いて出たのか」

 

ジャック自身も不思議がってたし。

 

痛み止めのエキセドリンを飲んで擬似酔い状態になったジャックが酒の幻覚を見て「酔った」と自己暗示を掛けていたのか…

 

と思ったんだけど、ウェンディもその大量の酒を目撃して「どこから出てきた?」と不思議がってたしなぁ。

 

ウェンディがちょっと疑ったように、集団催眠?

 

…違う気がする、あり得なくもないけど、ちょっと無理がある。

 

 

う〜ん、謎!

 

 

映画版と原作の違い

 

・ラストが大幅に違う

・原作はダニーの超能力について書いている

・映画に出てきた双子の女の子の幽霊は原作には出てこない

・映画ではジャックが狂っただけみたいに描かれてるが、原作ではもっと心霊現象がわんさか。 

 

もうね、別の作品として捉えた方がいいと思います。

 

原作者のスティーブン・キングは、スタンリー・キューブリック監督が作った映画版「シャイニング」に納得してない、っていう話は有名ですよね。

 

じゃぁ映画は駄目なのか?駄作なのか?

 

…と聞かれたら、そうではない、と言いたい私は。

 

確かにね、

「『シャイニング』ってタイトルなんだから、ダニーの超能力のことについてもっと描いてくれ

とは思いましたよ。

 

でもやっぱりね、キューブリック監督の狂気じみた映像へのこだわりには敵わない

 

それは映像美もですし、役者の演技に対しても相当なこだわり具合で、1シーン撮るのに何十回も撮り直してウェンディ役の女優さんがメンタルの調子を崩すぐらいだったらしいし。

 

ジャック役のジャック・ニコルソンさんとウェンディ役のシェリー・デュヴァルさんの鬼気迫る演技ときたらもうそれだけでホラーなので、そこはやはり原作は映像にかなわないんじゃないかなーと思いました。

(読む者の想像力しだいという気もしますが)

 

あとは、盛り上がる最後のあたりのシーンが映画と原作でかなり違うんですが、それがまた

 

「これはこれでいいな」

 

って思えるんです。

 

もちろん

 

「こんなの違う!もっと原作に忠実に作れ!」

 

って言う人もいると思うんですが、私は映画を先に観てから原作を読んだので余計に

 

一つの話で違う2つのラストシーンを観れて得したわ♪」

 

って感覚で…というか、この

映画→原作

の順番で観る(読む)ことによって最高の読後感を得ることができて、わたし的には本当に最高でした

 

 

まーでもディスる点もやっぱりあります。

 

先程も述べた通り、

 

・ジャックが壊れていくさま、邪悪なホテルに取り込まれていくさま

・ダニーのシャイニングという超能力について

 

それらがほとんど映画では描かれていない…というか観た後に「???」となる事が多すぎたので、もうちょっと説明して欲しかったっていうのはあります。

(もしくはそれが狙いだったのか?う〜む)

 

ま、でもオススメは

 

『映画版を観たあとに原作を読む』

 

ですね。逆だときっとガッカリしてしまいそう。

 

 

あとねーまだまだ書きたいことはあるんですが、キリがないので原作を読んでください(笑)。

 

訳者の深町眞理子さんも巻末の『訳者あとがき』でおっしゃっていますが、スティーブン・キングの作品については色んな切り口から違った分析ができるので、本作『シャイニング』についても深読みしようと思えばいくらでも出来る。

 

なので読者が各々、作品を読んで、映画も観たりあるいは創ったり。

 

で、各々がそれぞれ違った見方で解釈したり、感動したり驚嘆したり恐怖したり。

 

そんな楽しみ方もあるのかも、と初めてスティーブン・キングの作品を読んでみて感じました。

 

 

最後まで読んでみて

 

読後感は最高!

極上のホラー小説を読ませていただきました。

 

スティーブン・キングは「描写力が素晴らしい」と言われているけど、確かに!と納得でした。

 

「しつこいな!そこまで細かく書かなくていいし!あと難しいこと言い過ぎ!」

 

と思うようなところもあるけど、全て読み終わってみると、必要だったんだろうなと感じましたし…

 

で、ちゃんとエピローグ(後日談)まで書かれていて、スッキリ爽やかに終われます。

 

先ほども述べたんですが、映画を観てから原作を読むと、情景が浮かびやすくなるかもしれませんね。

 

もちろん映画では出てこないシーンも沢山あるしちょっと両者違うんですけど、

「このシーンはホテルのあの場所かな?」

という想像の助けにはなります。

 

あとはなんと言っても、映画の中のジャック・ニコルソン例のあの狂気の表情はどんな文章よりインパクトあるし、伝えきれないと思いましたねー、結局は…。

 

 

…とかグダグダ書いてるうちに、シャイニングの40年後の設定で息子ダニーが主人公の『ドクター・スリープ』の映画上映が終わってしまいそうなので、急いで観に行きたいです。

(『it』は殆どの映画館で終わってしまってる…泣)

 

それでは読んで頂きありがとうございました。また!

 

  

kanon-snowwhite.hatenablog.com

 

プライバシーポリシー