こんにちは。
突然ですがこの3日間、親知らずの激痛に耐え続けていました。
で、やっと今日抜歯してきたので、覚えているうちに書き記しておこうと思います。
というのも、私自身が抜歯しようと決意した時に、Google検索、Twitter、YouTubeで抜歯の体験談を調べ、見まくったからです。
でも結構、怖い事ばっかりが出てくるんですよね…。
ドライソケット(抜いた後の穴に出来るカサブタのようなものがとれてしまい、骨が丸見えになる)になって苦しんだ方の体験談とか、
『ドライソケットにならない為に、しちゃいけない事!』
というような歯科医のYouTubeチャンネルとか。
コメント欄までしっかり読んで、勉強にはなるけど余計に恐怖を倍増させたりとかね笑。
(お医者さんの動画そのものよりコメントが怖かったりする)
なので、全く多分一般的であろう親知らず(上の歯)の抜歯体験もあってもいいんじゃないかと。
って訳で興味があったら読んでみてください。
今回痛みが始まるまでの軌跡
そもそも、その親知らずは何年か前に虫歯になり、詰め物をして貰っていたんですね。
確か銀歯。
それがとれてしまったので、また別の歯医者さんでとりあえずセメントみたいなモノを詰めてもらい、
「抜く人もいますし、そのままにしておく人もいますよ。どちらでもいいです。ただ、抜くんだったら消毒もしたいので、2日間連続で来れる日を選んで来てください」
と言われ、「歯を抜く」なんて物騒なワードをイキナリ持ち出され…そもそも歯医者が怖い私は『放置』を選びました。
いやでもね…放置するにしても、セメント(のようなもの)詰めただけの状態で放置しちゃダメね笑。
良い子は絶対に真似しないでください。
それから2年。セメント取れる。痛み始める
当たり前ですよね笑。
しかも1ヶ月か2ヶ月前にそのセメントも取れちゃって、それも見て見ぬフリをしていました。でっかい穴が開いたままなのに…。
「コロナが落ち着いたら行こう」
とか思ってました。
…が甘かった。
火曜日にズキズキと痛み始め、最初は家にあった市販の痛み止めを飲んで凌いでいましたが、そのうち効かなくなり。
寝る時など、横になると頭(というか歯)に血が上るせいか痛み始め、水曜日には横になるのが恐怖になってました。
なので子供の寝かしつけの時も座ってしてました。
「ママは今日は横になれないから、〇〇ちゃんは気にせずねんねしてね〜」
とか言ってたような。
それから、あれは水曜日の夜だったか…
歯の痛みで何度も何度も飛び起きて、その度に壁に寄っかかって座った状態で寝たりしてたんだけど、それも辛過ぎて…というか拷問だったので。
色々試行錯誤した結果、夜、自分が寝る時は、座布団を頭の下に敷いて、更に枕を2つその上に置いて寝たりすると痛みも出ず、朝まで熟睡できましたね。
とにかく心臓より頭を高くして寝ようとしたんですが、正解でした。
歯が激痛だけどすぐに歯医者へ行けない人は、試してみてください。
金曜にやっと抜歯できた
うちは小さな子供がいることもありすぐには歯医者に行けなかったのですが、それでも金曜日には行くことが出来ました。
最初は
「抜歯なんて怖すぎる!絶対やだ!!」
というスタンスだった私も、木曜の時点では
「これ、こんな痛いんだったら、もしかして抜いてしまった方が楽になるんじゃないか…?」
と考えが変わるぐらいには痛かったので笑、もう覚悟は固まってましたね。木曜には。
下の歯を抜くのは歯茎を切ったり縫ったりで大変になる事が多いらしいけど、『上の歯は結構楽に抜けるらしい』という情報もありましたしね。
で実際に行ってきました、歯医者さんに。
コロナ禍中だったので手の消毒やら、受付の方に検温されたりして。
「親知らずが凄い痛いんで、抜きたいです」
みたいに伝えて、待ち時間は駐車場の車の中で待たせて頂きました。
(そこら辺の対応は病院によって違うだろうけど)
そしていよいよ私の番が。
歯科助手的な方に色々見られたり、質問されたり、説明されたり、レントゲンを撮られたりしました。
その時に
「抜いた方がいいかもしれませんね。大っきい穴も開いてますしねー」
なんて言われ、「うむ…やっぱりね」と覚悟を決めました。まな板の上の鯉になるしかないと。
医者登場。恐怖と緊張は最高潮に
Twitterなどでは
「抜歯中は痛みは全くなく、麻酔の注射の方が痛かった」
などという意見が多く見られたので、その注射もなかなかに恐怖だった私でしたが、まぁチクッとはしましたよね。
4ヶ所か5ヶ所か?よく分かりませんが。
で、その後10分か15分か…あるいはそれ以上か待たされ(麻酔が効くまで時間かかるだろうし、その方が安心だった)、
「じゃあ抜きますねー。上の歯だから簡単に抜けますよ」
的なことは言ってましたね、お医者さん。
何かね、口を閉じ気味にされて、そしてその状態で器具で一生懸命力を入れて抜こうとしてましたね。
ミシミシ…ミシミシ…ミシミシ…
って音がして、その度にちょっと痛くて、
(麻酔効いてないんじゃ…!? これ、このままだと抜けた時にもの凄い激痛が襲ってくる!?)
という恐怖に軽く戦慄して
「アガ、アガ〜」
とか言ってるうちに
「はい、抜けましたよー」
というお医者さんの声。
予想が外れて良かった。激痛ではなかったけど、ネットの人の
『抜歯中は全く痛みは感じなかった』
というのとはちょっと私は違ったようでした。
麻酔が効きやすい人、効きにくい人、効きにくい状態なんかもあるでしょうしね。
まぁでも痛いうちには入らないかな、それより恐怖の方が大きかったです笑。
それで抜いた歯を見せてくれました。
めっちゃデカかった…。
そんなの抜いて食事これからちゃんと出来るのかな?なんてちょっと思ったけど、慣れるのかな。
それからは止血の為にガーゼか綿か何かでギュッとしたり、暫くその綿を噛み続けて止血したり、止血剤を穴に入れたり、を丁寧にしてくださいました。
出血自体はそう多くはなかったのかな?
抜歯後のこと
この記事を書いてる抜歯当日の夜でもまだ口の中が血の味なんですが、うがいをしてもちょっと血が混じる程度だし、血が止まらない〜!って感じではない。
(ちなみに、暫くは強いうがいはしちゃダメだそう。カサブタがハゲてドライソケットになるので)
ちなみに午前中に抜いたんですが、夕方には麻酔が切れたのか、ちょっと傷口が疼いてきたので、貰った痛み止めのロキソニンを飲んどきました。
それにしても予想通り、抜いた後より抜く前の方が明らかに痛かったです笑。
私はやっぱり抜歯して良かったです。
というか抜かないと耐えられなかった…笑。
しかし私の場合、上の歯で、しかも比較的、歯茎の肉から歯が出ていたので抜きやすく、切ったり縫ったりがなかった、という好条件だったから抜歯後の痛みや腫れも殆どなく済んだのもあるので。
下の親知らずで、斜めや横に生えてると違うのかもしれません。
下の親知らずも、食べ物が毎回詰まったり挟まったりで正直邪魔でしょうがないんだけど、今回みたいに抜かないといけなくなるまでは放置かな…。
ビビりなので、なるべく温存でいきたいと思っています。
歯磨きがんばろう。
あ、そうだ明日も消毒に行かなきゃ。
強制じゃないみたいだったけど、ビビりだから絶対行きますよ笑。
コロナを怖がっていたのは何だったのかというぐらいには、今回は親知らずの激痛が衝撃的でした。
それでは、追記があればまた書きますね。
親知らずの抜歯、頑張りましょうね。
*追記:10年ぐらいずっと鼻炎で冬はクシャミ鼻水酷かったけど、最近突然改善してきました!
ググってみたら、上の奥歯の根っこと鼻腔が繋がってて、そこから菌が入って鼻に悪さする事もあるみたいです。
ビックリ。