私はとある公園の近くに住んでいるんですが、窓を開けると丁度そこのベンチがリビングからチラリと見えるんです。
最初は、公園っていうのは子供の為のモノ…みたいなイメージが勝手にあったんだけど、平日の昼間なんか特に子供が幼稚園、保育園、学校なんかでいないのもあり、またちょっと違う雰囲気があるんですよね。
という事で私が個人的に好きな公園の光景を挙げてみます。
サラリーマン
都会の中の公園なら当たり前の光景なのかもしれませんが、片田舎の住宅地の中の公園にサラリーマンがベンチに座って本を読んでいたりしているのを見ると愛おしくなります。
たまに仕事の電話をしてる人も。
(会話は聞こえないし聞こうとしないようにしてます)
10分とか20分とか、ちょっと仕事の合間に休憩かな…?って人もいれば、1〜2時間のんびりしてる人も。
お昼ごはんを食べてるサラリーマンもいれば、極たまにお昼寝してるサラリーマンもいて、そういう光景を目にすると、何だかもの凄く愛おしくなります。
そして心の中で
「お疲れ様です…」
と、自分を井川遥に脳内変換してそっとねぎらいます。
ある時は、何日間か連続で長時間滞在してた人もいたなぁ…勝手に色々想像して心配しちゃったり。
いい迷惑ですね、すいません。
高校生カップル
たま〜に来てはイチャイチャしていて、これは見ないようにしてるしうちの子供たちの手前、そっと窓を閉じたりします。
結構ディープだったりするので…
何回か見掛けたけど、同じカップルなのか何なのかは分かりません。
まぁ、高校生だもんなぁ…そんなもんか。
しかしもうちょっと爽やかにしてくれると嬉しい(希望)。
そんな彼らも『公園に憩う人々』の中の重要な登場人物たち。
愛おしいことに変わりはない。
学校の体育祭の練習か打ち合わせをしている中学生たち
体育祭の前になるとたまに目にします。
真夏の35度超えの日も元気に練習していて、心配になるやら
「若いなぁ」
と感心するやら。
全然迷惑とかじゃないんだけど、熱中症が心配…だけど、まー考えてみたら部活も外で普通にやってるし、若者にとっては普通の事なのかな?
屋根も付いてるベンチだしね。
夏休みなのに情熱かけて一生懸命考えたり練習したり、これこそ『青春』だよなぁ…
と、愛おしくなるのです。
親子や祖父・祖母と孫
普通に目を細める風景。
うちも小さい子がいるので、
「一緒だね〜」
なんて光景もよく目にします。
例えば最初は楽しくほのぼのと遊んでいても、子供同士で喧嘩し始めたり、お母さん・お父さんが最後には
「もういい加減に帰るよ!もう置いてく!!」
なんてブチ切れてたりして、
「あ〜分かる分かる笑」
とか強く頷いちゃう場面とかね。
育児あるあるは他人目線で見るとすごく尊いんですよね。
自分も毎日そんな生活なので、今は逆に他人に微笑まれてますけどね。
本人(親)としては必死ですよ(笑)。
不審者は見たことないかも
一度だけ、一人で大声を張り上げてる人がいたけど…他の子供とか他人に絡んだりしてないし、害がないから不審者と言えるか言えないか?
…という感じなので、そっと見守ってました。
何かあったら警察に連絡しようとは思ってましたが。
最近見ないけど、彼は最近どうしてるんだろうか?
何だかそう考えると、それも少しエモいですね。
その他の不審者という不審者は見たことない。
若者が夜中にバカ騒ぎすることも皆無だしね。
だから余計愛おしいのかもしれない。
という訳で
こういうのは公園ウォッチャーというんだろうか?
別にじっくり見てる訳じゃなくてたまたま、家のある場所に行くとチラッと目に入る光景なんですが、それでも色々な人の人生の一部を見てるようで何だかちょっと楽しい。
うちの2歳児ももうちょっと大人しく遊んでくれたらなぁ…。
すぐ公園から脱走して道路に飛び出そうとするので、公園で落ち着いて遊べるのはもうちょっと先かな?
という訳で、『公園のベンチに憩う人々が愛しい』ってだけの日記でした!
ではまたー。