のんびりかめの とにかくやりたいことやるブログ

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【転勤妻】引っ越しで新しい土地に馴染めなくて辛かったけど、何となく乗り越えた話

 

転勤族の夫を持つ主婦、かめのです、こんにちは。

 

 

春は転勤、引っ越しの季節ですね。

 

新しい生活にまだ慣れなくてバタバタしていたり、荷解きもできないままなのに 仕事や家事、育児は待ってくれないし、最初のうちは疲れますよね。

 

 

新生活に奮闘されている方、お疲れ様です。

 

 

さて私は転勤族の妻、略して“転妻”らしいんですが、今まで少ないながらも何度か引っ越しを経験してきました。

 

今の地、というか県に引っ越してきてから早、もう10年以上経ち、最初は辛くて辛くて離婚まで考えたほどなんですが、いつの間にか気付いたら平気になってたんですね。

 

今日はその辺の話を振り返りながらしていきたいと思います。

 

  

 

 

 

【引っ越して半年】

濃いご近所幼稚園ママ友関係に付いていけなかった



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私たち家族は 10年ぐらい前まではずっと会社の宿舎に住んでいました。

 

子供ができて初めて住んでいた宿舎の同じ幼稚園ママさんたちは 結構ドライで、幼稚園の送迎バスが行ってしまえば そんなに立ち話をすることもなく、パラパラと自分の家に戻っていく…

 

でも家が同じ方向の人同士とは、お話ししながら帰ったりして

 

「じゃ、またあとで~」

 

っていう感じでさよならしてましたが、たまに話が終わらないときは ちょっとそのまま話して…ってこともありました。

 

それが私にとっては結構 楽で、自分のスタンダードになっちゃってました。

 

 

しかし引っ越したあとはというと。

 

 

朝、自分の家(というか部屋)の前で子供たちが幼稚園バスに乗っていくのを見送ったあと、毎日30分~2時間ほどのお母さん達の立ち話会があるってことに気付きました。

 

雨の日も、風の日も、また夏の40度近い暑さの日も…

毎日毎日、宿舎のバス停(っていうかうちの部屋の前)で円陣組んで立ち話。

 

逆に凄くないですか?

 

私は2日で脱落。

3日目には私一人だけ、バスが行ったらササーッと家に帰ることになりました。

 

「毎日 皆と一時間やそれ以上 話をしなきゃいけない」

 

と思うと、協調性のない私は耐えられなかったんですね。

 

まぁ今思うと、

「別にすぐ帰っても全然いいじゃん(笑)」

と思うんですが、当時はまだ若くて

 

「皆と仲良くしなきゃ!輪の中に入らなきゃ!」

 

という自分自身の謎の縛りにより、どんどん苦しくなっていきました。

 

 

 

『どこかの家で大勢集まってパーティー♪』(夜中の2時まで)

『皆で集まって花火大会♪』

『バーベキュー♪』

『ビニールプール♪』

 

とかもよくあり、その宿舎じたいの壁や床が薄かったのもあり 家のどこにいてもガンガン声が聞こえてきて、ちょっとノイローゼぎみになってしまいました。

 

 

 

耐えられずに結局半年で引っ越した

 


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ある日、夫に別居、または離婚も覚悟で、

 

「引っ越したい」

 

と突然 告げたんですが、ありがたいことに特に反対もされず(多分悩んでたことを知っていた)、半年でまた引っ越しすることになりました。

 

それからはそういう“ママ友関係”とは縁がなくなり、まぁ孤独ではあったんですが 子供が卒園するまでは穏やかな日々を送りました。

 

 

 

ママ友の集団が怖くなった&性格は変わらないので他人を避けるように

 


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やっと穏やかな生活が送れるようになった…

 

のはいいんですが、自分自身はそう変わってはいないので 似たような状況は生まれるわけで。

 

近所を歩いても、保育園や学校に行っても、必ずママ友のグループは目にします。

 

いや別にいてもいいし、むしろそれが自然で普通なんですが、何だかもうそういうのを見ると拒否反応を起こすようになったんですよね。

 

多分、軽い対人恐怖や人間不信みたいなものが合わさってちょっとしたトラウマになったんじゃないかなと思います。

 

 

で、結果、他人を避けるようになりましたね(笑)。

 

しまいには

「この地域(県)が自分に合わないんだ…!」

 

という結論になり、それによって他人と上手くやっていけない自分を正当化していたのか、あるいは自分を守る為にか分かりませんが、とにかく当時はまだ

 

「地元とか、前に住んでた土地に帰りたい、帰りたい、帰りたい…」

 

ってそればかりグルグル考えてました。

 

 

そうそう、地元のテレビ局が放送してるローカル番組を観るのも胸がギュッと締め付けられましたね。

 

地元出身のアナウンサーが、普段は標準語で話してるんですが ちょっとした時に方言が出る、そういう時にね。(私だけかな?)

 

とにかく新しいこの地が大嫌いで、そんな土地の方言も聞きたくなかったんですよね。

 

疎外感を感じてたんでしょうね。

 

 

 

二人目が生まれて、ここで育っていくうちに変わってきた

 

  
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ところがね、なんか最近、変わってきたんですよ。

 

「あれ?そういえば今はそんなに疎外感を感じなくなったな」

 

「ちょっとこの地が好きになってるし、第2の故郷みたいになってる」

 

「むしろ実家のある故郷より好きかも」

 

 

みたいなね。不思議ですよね。

 

 

あんなに嫌いで嫌いでしょうがなかったし、道端で

 

「帰りたいよぉ~~~~~!!!!」

 

って号泣したりしたのに…

 

 

自分なりに何故か考えてみました。

 

 

①この地で生まれ育った次男が、めちゃくちゃここの方言を喋る

 

次男は 小さい頃からこの地の保育園育ちなので、私たち家族が喋る“標準語”ではなく、ここの方言を喋ります。

 

正直、最初は怖かったんですよ。

 

「次男がもし、私の大嫌いなここの方言を喋るようになったら、私はこの子を愛せるだろうか…」

 

って、本当に心配してましたからね。

 

 

でもそんなのは杞憂に終わりました。

 

自分の子供は本当に可愛くて、何を喋ってもとにかく可愛いんですよ!(笑)

 

「わ~、次男くんが○○って喋った~!(感動)」

 

みたいなね(笑)。

 

そうすると嫌いだった方言も段々、受け入れられるようになってくるんですよね。

 

可愛くて可愛くてしょうがない我が子が、可愛らしく毎日話す言葉なんですから、そりゃそんな言葉も可愛く思えてきますよ…

(ひどい言い方ですいません・汗)

 

まぁ自分でもびっくりしましたけどね、この変わりように。

(しかも自分もつられてちょっと方言 喋りますしね)

 

 

②そのあと出会った地元の人たちにいい人がいた

 

これも大きかったですね。

 

パートで働いてた時の同僚や、次男の同級生のお母さん達などに、私のトラウマをひっくり返してくれるぐらいのいい人達が現れた、ってことが…。

 

決して群れてベッタリな付き合いはしないけど、穏やかに思いやりを持って、偏見なく接してくれる人達です。

 

「こんな人もいるんだ…」

 

って思いましたね。

 

 

それまでの私は、たまたま引っ越した先の地域で合わない人、コミュニティに出会ってしまったが為に、それをここの全てだと思ってしまった。

 

でも、絶対自分に合う人がいるもんですね。

 

“仲良くなる”とかじゃなくても、“感性や性格”、“常識”とかが合って、たまに話すだけで心が温かくなる人が。

 

 

 

まとめ

 

 

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いないかもしれませんが…もし私のような思いをして今苦しんでる人がいたら、

 

『こんな例もあるよ』

 

ってことを頭の片隅にでも置いておいてもらえると、ちょっとは救いになることもあるかな、と思いながら書かせて頂きました。

 

 

何か、あんな苦しかったことでもこうしてブログのネタにもなったし、転勤族の奥さんの気持ちも分かったし(少しですが)決して損ばかりでもなかったですね。

 

 

とにかく

 

「色んな人やコミュニティってあるけど、それになるべく惑わされることなく自分を大切に、そのうちいい人やいい居場所に出会えるよ」

 

って言いたかったんです。

 

頑張りすぎないように、ケセラセラ なるようになるさ、ですね。

 

では。

 

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