のんびりかめの とにかくやりたいことやるブログ

英語・スペイン語学習、育児、本や映画、ドラマのレビュー、趣味、日常のことなど とにかく書きたいことを日々書いていくブログです

MENU

「母乳が出ない、足りない」と悩んだ、過去の自分に言いたいこと

 

出産を終えたお母さんが悩むことって いっぱいあると思うんですが、その中で上位に入ってるのが、

「母乳」

のことについてじゃないでしょうか。

(私はそうでした)

 

母乳が出れば、ミルク代はかからないし、お母さんの子宮は回復するし、体重や体型も戻っていく(らしい)し、何より赤ちゃんの栄養や免疫(病気に対する抗体)が出来るので、いいことづくしですよね。

 

「できれば母乳で育てたい」

 

でも、もしそんな、自分の想像どおりの「母乳育児」ができなくて 悩んだり、辛い気持ちになっていたら…

 

この記事は

 

「15年前に母乳のことで悩んでいた自分に対して、3人育てた今の私が言いたいこと」

 

についてです。

 

そして、もし、あの時の私と同じように悩んでる人が今もいるのなら、ちょっとでも参考になったらすごく嬉しいです。

 

 

 

妊娠中の「赤ちゃんのいる生活」へのイメージ

 

f:id:kanon-snowwhite:20200215010333j:image

 

私が長男を産んだのは、今から15年前でした。

 

パソコンや、メールをやり取りする携帯電話はあったものの、まだ今よりは出産や育児に関する情報というのはそんなに多くなかったです。

 

私は「出産=ゴール」みたいに考えていたので、出産後のことについては知識が全くなく、ただ

「かわいい赤ちゃんと一緒に過ごす、幸せそうな生活」

みたいなイメージしかなかったです(もう私のバカ!)。

 

 

とにかく当時は

「痛くて怖そうな“出産”をどう乗りきるか」

しか頭になかった気がします。

 

 

何もわからない中で、病院から母乳育児の本をプレゼントされた

 

f:id:kanon-snowwhite:20200215011026j:image

 

そんなこんなで、出産後のことについてほとんど何も知らなかった私は、里帰り先の病院から、母乳育児についての本をプレゼントされました

 

その病院は、完全母乳育児推しの病院だったんですね。

 

それでその本を読み終えた私は

 

「そうか、母乳はとにかく吸わせれば誰でも必ず出るようになるのか!」

 

と信じ込みました。そもそもこれが勘違いで、苦労の始まりでしたね~。

 

 

出産後どうなったか

 

f:id:kanon-snowwhite:20200215011250j:image

 

〈入院中・午前の生活〉

 

その病院は、基本的に母子同室。

 

だいたい朝に看護師さん(兼、助産師さん)が赤ちゃんを沐浴に連れていってくれるので、その間私は朝食を食べたり、各種 検査や問診を受けたり、シャワーを浴びに行ったり、何だかんだでバタバタ…

 

お昼前になれば赤ちゃんは沐浴を終え、部屋に戻ってくるので、母乳を吸わせて抱っこ。

 

赤ちゃんは、この時は割と眠ったりしました。

 

でもお昼からは、夫や実母、義父母、親戚、友人、知人…

毎日のように皆がお見舞いに来てくれて、嬉しいんだけど、眠れない(>_<)

 

 

〈入院中の生活・そして夜〉

 

泣き始めます(笑)

 

最初から母乳は出るもんでもないから、赤ちゃんは泣いて、おっぱい抱っこ、おっぱい抱っこのラッシュ!

 

せっかく寝ても、ベッドに降ろすと泣いて起きる

 

だいたい22時から朝4時か5時までずっとそんな感じでしたね。

 

何日目かは忘れたけど、いよいよ限界がきた日の朝の5時頃、勇気を出してナースセンターに行きました。

 

「どうしても寝ないんです…(泣)

 

ホントもう泣きそうでした。

 

看護師さんは快く赤ちゃんを預かってくれて、私は少し眠れました。

 

 

〈入院中の生活・次の日どうなったか〉

 

次の日、別の看護師さんが部屋に来てニッコリ告げます。

 

「かめのさん(私)、ゆうべは赤ちゃん預けられたんですねー。でも今日はちょっと頑張ってみましょうねー♪」

 

 

…聞くところによると、赤ちゃん(長男)は、そのあとナースセンターでぐっすり眠ってたそうです(泣)

 

今思うと、昼間寝て 夜起きるタイプの子だったんですね…

 

夜中に産まれた子だから、そりゃそうか、とあとから思ったけど、当時はそんなことも分からず、ただ、

 

「何で!?何で私といるときは寝ないの!?」

 

と 追い詰められていきました。

 

 

ミルクは足さない主義の病院だった

 

基本、母子同室で、しかもミルクも足さない主義の病院でしたね。

(今思うと親子ともに地獄〜!)

 

出産前にもらった本にも

「ミルクを足せば、母乳は出なくなります!信じて吸わせ続けること!」

 

と書いてあったなぁ。いやはや…

 

 

やっと母乳が出るようになって、おっぱいが張るようになったのは産後 4~5日でしたね。

(わが子たち3人とも)

 

「息子よ、よく我慢したね、やっと飲めるね」

 

という感じですかね、今思うと…ほんとごめん長男(泣笑。

 

 

退院後はミルクを足してちょっと楽になった

 

f:id:kanon-snowwhite:20200215011753j:image

 

退院後は、どうしても自分が眠れなくて辛い時にミルクを足してました。

 

もうその頃になると、乳首が切れて血が出たり、切れなくても水疱ができて、吸わせる度に飛び上がって涙がちょちょ切れるほど痛いんですね。

 

「もうこれは乳首を休ませるしかない!!」

 

と、ミルク様を飲ませる理由ができてホッとしたのを覚えています。

 

 

ちなみに…

 

乳首が痛くなくなって、ストレスなく母乳を飲ませることができるようになったのは、3人いる子供たち全員、だいたい出産後3週間頃でした。

 

 

しかし完全母乳育児の呪縛からはしばらく逃れられず

 

里帰り先の実家から自宅に戻り、しばらく何ヵ月かは、完全母乳育児の呪縛から逃れられませんでした

 

ひどいと30分吸わせて、30分寝て、また泣いてずっとおっぱい。

 

また泣いて起きる…

 

足りてないんですね(>_<)

 

今思うと、そういう状態になったら、迷わずミルクをお腹いっぱい飲ませるべきでした

 

過去の自分に、本当にタイムマシンに乗って言いに行きたい!!

 

・「出ないもんは出ないんだよ!」

↑これは北斗晶さんもブログでおっしゃっていましたね…(10年ぐらい前かな)

 

 

・ずっとダラダラちょっとずつ吸わせるより、ミルクをガッと与えて、おっぱいは休ませる!

 

・お腹いっぱいになったら、赤ちゃんは満足して寝る!

 赤ちゃんも幸せ、ママも幸せ。周り(夫や上の子達)も幸せ。それのどこがいけないの?

 

・もちろん、母乳は、免疫や栄養もあるし、ママにも子宮の戻りを促したり、体重も減る(?)し、いいことはたくさんある。

 

でも どんなに頑張っても、1ヶ月頑張ってダメなら、思いっきり『混合で行く』『ミルクで行く』って割りきる!

ママの免疫(抗体)は充分ついてるよ。」

 

 

…って。

 

 

何より、泣いてばかりの長男を見ていて辛かったです。

 

今は中学生で、身長170㎝超えで大きくなったんですが、彼を見てたまに思います。

 

「あの時はママ、何も知らなくて、お腹空いて泣いてたのにごめんね」

 

って。

 

 

どこで気持ちを切り替えるか、それはママの気持ち次第ですね。

 

頑張り続けるか、切り替えるか。

 

でもはっきり言って、その時の私は

 

「母乳ノイローゼ」でした(きっぱり)。

 

 

今 振り返ってみて、自分なりの母乳・ミルクの混合育児に必要だったモノ・コト

 

3人目の退院後に看護師さん(助産師さん)に私が言われたことで、呪縛になったセリフ、それは…

 

「おっぱいのあとのミルクを飲ませ過ぎ!肥満になります!」

 

 

確かにそうかもしれない。

 

でも、おっぱいを上手く飲めない(乳首をくわえられない)みたいで拒否してすぐ泣くし…

ミルクを満足するまで飲ませると、幸せそうによく眠るし、私はこれでいいと思うんだけどなぁ?

でもプロの言うことだし…

 

と、ずっと悩んでました。

 

しかしそれを夫や実母に言うと、二人とも

 

「上手くいってるんだから今のままでいいよ。そもそも赤ちゃんってポッチャリしてるものでしょ?」

 

って口を揃えて言ってくれて。

 

それで私は自分のカンを信じ、そのままのやり方で1ヶ月検診までの2週間を過ごしたところ、一ヶ月検診で娘の体重はジャスト標準になっていました!

 

小児科のお医者さんにも

「いい感じに育ってますね。今のままでやっていってください」

とお墨付きを頂きました。

(あの助産師さんの言うことは一体何だったのか??)

 

1ヶ月検診のあとは、満腹中枢が出来てきたのか、おっぱいのあとのミルクをあまり飲まなくなり、ちゃんと拒否するようになりました。

 

上の子たちは、与えれば与えただけ飲んだのに…

こんなこともあるんだなって思いました。

 

なので、うちの子たちは3人とも、自分(私)のやりたいようにやって結局、身長も体重も常に超 標準です!

 

母のカンを信じよう!→赤ちゃんの状態(体重や気持ち)をよく見て!

 

 

あと3人目の時に手離せなかったのは、乳頭保護器でした。

 

3週間、マジでこれがないとダメでしたね。

 

私の乳首を守るためでもあるんですが、新生児の娘(3人目)は哺乳瓶の乳首が好きで、私の乳首は断固拒否だったので(涙) これをつけて吸わせると、騙されて吸ってくれたんです。

 

 

それと要るモノとしては、やっぱり知識だと思います。

 

今はインターネットがありますが、そうでなくても「ひよこクラブ」や「baby-mo」なんかの育児雑誌がありますよね。

 

お友だちママや、親戚のママの話を聞きまくるとかでもいいです。

 

そういうものたちを上手く使って、一つの情報だけでなく色んな情報を手に入れて、そこから自分のやり方を見つけるっていうのが欠かせないなと思います。

 

 

私が「母乳の出が良くなったかな?」と感じたとき

 

  1. いつもより多く私が眠れたとき
  2. 暖かくなってきたとき(冬→春)
  3. 産後6ヶ月過ぎて、筋トレを始めて1ヶ月経ったら、おっぱいの出が良くなった気がする→身体が温まりやすくなったから?

 

ちなみに筋トレを始めたら、腰痛がちょっと和らいで、何より骨盤が歪んで あぐらがかけなかったのが かけるようになったという 嬉しい結果もありました!

 

 

〈まとめ〉

 

「母乳が出ない、足りない。でも吸わせれば絶対出るようになるはず!」

と悩んだ、過去の私に言いたいこと。

 

それは…

 

 

・「おっぱいを飲ませても泣いて起きる」を何回も繰り返したら 足りてないから、ミルクを飲ませよう


どんなに飲ませても出ない人は出ない、出る人は出る、だよ。大切なのは、赤ちゃんとお母さんが笑顔でいることだよ。それが一番大事。


『母のカン』を信じよう。赤ちゃんの様子をよく見てね。


・妊娠中のうちに、出産後のことについても、本や雑誌、他のママさん、インターネットから出来るだけたくさん情報を集めておこう。知識大事!


・乳首保護のためには『乳頭保護器』。ママの乳首を嫌がる子も、これをキッカケにママの乳首もイケるようになるかも⁉

 

 

 

それでは今日はつい熱くなってしまい長くなってしまいましたが、ここまで読んでくださった方、ありがとうございました!

プライバシーポリシー