のんびりかめの とにかくやりたいことやるブログ

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妊娠中の自宅安静のときの生活ってどうなの?

こんにちは、かめのです。

 

『妊娠して出産する』

 

って当たり前みたいに思われがちだと思うんですが、3人産んでみて

 

「そうでもないな。ていうかみんな、“妊婦は安定期に入ったらもう安心” とか “安定期の妊婦は動くべき!” とか思ってないか?」

 

「元気な妊婦さんばかりじゃないってことも記事に書き残しておきたい」

 

と勝手に感じたので、私が妊娠・出産した時に見たこと、感じたことをちょっと触れておこうと思います。

 

 

 



妊娠できることも、無事に出産できることも、当たり前じゃない

 

 

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今、“妊活” というのですかね、不妊治療してる方はたくさんいると思うし、私の周りでも何人かいるんですが、まず 当然ですが、

 

「妊娠できることは当たり前じゃない」

し、何なら奇跡ですよね。

 

私も二人目の時は、基礎体温を毎日つけたりしてたんですが、妊娠までは一年ぐらいかかりました。

 

タイミングとか、その時のストレス状況とか 年齢とか、色んなものを乗り越えて…って感じだったような気がします。

 

 

一人目の妊娠初期に、不正出血

 

 

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そして 私の出産についてですが…

 

一人目の妊娠初期の頃(2~3ヵ月)に、主人の転勤がありまして、引っ越しの準備は主人がほとんどやってくれたんですが、移動に車で10時間ぐらいかかったり、そのあと 知らない土地で生活を始めるストレスもあったのか、

ある日、出血しまして。

(大量でもなかったけど少量でもなかった)

 

病院に電話したら、

「すぐ来てください」

と言われ 診てもらったのですが、とりあえずお腹の赤ちゃんは無事でした。

 

ただ 予断を許さないのか、医師からは

「トイレと食事の時以外は 布団で横になって安静にしていてください」

 

と言われ、本当に食事とトイレ、シャワー以外は布団に横になり、「育児百科」的な本の後ろらへんのページにある「流産」とかの記事を読んでは、3日間ずっと泣いて過ごしてました。

 

でも結果から言うと、不正出血はその時一回限りで、1ヶ月後の検診で

 

「もう大丈夫!普通に過ごしていいよ」

 

と言われ、すっごくホッとしたのを覚えています。

 

その後はずっと順調な妊娠生活で、10ヵ月で無事に、元気に長男は生まれてきました!

 

 

二人目は何事もなかったけど、マイナートラブルがちょっとあった

 

 

冒頭でもちょっと書きましたが、二人目は妊娠までに一年近くかかりましたが、その後の妊娠生活では、大きなトラブルはなく。

 

ただちょこちょこマイナートラブルはありましたね。

 

例えば 妊娠後期に、ちょっとの振動ですぐお腹が張る(休むとすぐおさまったけど)、脚のむくみ

など。

 

なので遠出はあまり出来なかったけど、深刻な悩みはなかったように思います。

 

 

3人目・40代での妊娠。つわり・張りでほぼ寝てばっかり、自宅安静の日々

 

 

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3人目は 私が40代に入ってからの妊娠で、今までとはなんか違ってました。

 

…といっても3人3様で、それぞれ、その時その時で 状況も症状も 色んな意味で違ったんですけどね。

 

でも3人目は 今 思い返すと、とにかく通して、横になって寝てばかりの妊娠生活でした

 

つわりの期間は吐き気があったし、ようやく安定期に入り

 

「よっしゃー動くぞー!」

 

と思いきや、それも1ヶ月ぐらいで、“頻繁なお腹の張り” の為に また横になる日々に逆戻り…。

 

二人目の時の張りと違うのは、とにかく頻繁!

ちょっと歩いたり、家事をするだけで張る。

しまいには座って勉強してるだけでもどんどんどんどん張ってくる始末…(泣)。

 

張りの強さも結構ありましたね。

「いててて てててて~!

みたいな…

 

それが始まったのが確か、妊娠6ヶ月でした。

 

「このまま、陣痛につながっちゃったらどうしよう!?」

 

って不安は常にありました。

 

買い物は主人に行ってもらって、階段の昇り降りなんかは 医師曰く「一番ダメ!」らしく、うちの中でも一階で用事は全て済ませ、何か2階に用事があれば主人や子供達にお願いしてました。

 

まぁそんな感じで、もうそこからは

“夕飯を休み休み作る”

“検診に通う”

だけの生活でしたね。

 

あまりにも張りが強かった時は 不安になって2回ほど、検診じゃない日にも病院に診てもらいに行ったことがあるんですが、その時 医師に言われたのは、

 

「今のところ 赤ちゃんは下がってきてないし、子宮口も開いてきてないけど、暇があれば横になっていてください。赤ちゃんが下がってくると、赤ちゃんの頭で、子宮口をどんどん押し開けてきちゃうから。(重力で)」

 

ってこと。

 

と同時に、彼が普段見ている(体験している)状況も、とうとうと話して聞かせてくれました。

 

 

産婦人科の医者の話:「コウノドリってドラマ観た方がいいよ。あれと一緒」

 

 

 

 

「ドラマの“コウノドリ”って観てる?」

 

と聞かれ、まぁ私は観ていなかったんですが、彼曰く「まさにあれ!!」らしいです。

 

「うちの病院にも 切迫早産で入院してる人、いっぱいいるよ!この前も一人 早産になっちゃって、うちの近くでは対処できないから、救急車で夜中に大きな病院まで運んでもらったよ。小児科の先生たちに準備して待機してもらって…」

(多分、救急車でも50分くらいはかかる)

 

とか。

 

しかしこんなことは よ~くあることらしく、私はそれを聞いて

 

「お腹の赤ちゃんを守らなきゃ…!

 

と、それからはなるべく夫はじめ、家族にできるだけやってもらい、もうそれからはほとんど寝てばっかりいましたね。

 

でも、そこまで言われても「張り止めを出すほどじゃない」らしいです。(あくまで私の場合ですよ)

 

ただ

「とにかく 張りがひどくて不安だったら、夜中でもいつでも電話して来てください」

 

とは言われましたけどね…。

 

 

ダメ押しで(?)私が見たもの:救急車で運ばれて行く妊婦さん

 

 

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確かあれは、妊娠8ヶ月くらいの妊婦検診に行った時のことだったと思います。

 

いつも通り、体重・血圧などを計り 中待ち合いで待っていると、奥の診察室から、点滴をつながれ、ベッドで横になった妊婦さんが、ガラガラと外へ運び出されていくのを目撃!

 

一緒に、旦那さんっぽい外国人らしき男性と、付き添いの何人かの外国人たちも出てきました。

 

様子からして そんな切羽詰まった感じではなかったようですが、しばらくして

 

「ピーポーピーポー」

 

多分、さっきの妊婦さんを乗せた救急車が病院から出ていきました。

 

と、同時に…

私の頭の中で、以前に聞かされた“あの医師の話”が急に現実味を帯びて襲ってきました。

 

あの話は、私を脅す為に大ゲサに言っていたのではなく

 

「これが現実なんだ…!」

 

と、全てが繋がり ショックを受け、何だかそれまでの自分の考えの甘さとか、常識と信じてたものとかが崩れ去り、とにかく色々考えさせられましたね。

 

 

安静にしていた甲斐あって(?)予定日一週間前に無事出産、だけど…

 

 

 

私の話に戻りますが、結局、毎日毎日 張りと闘い、時々 張り止めの薬も飲みながら、更に最後の2ヶ月は前駆陣痛らしきものとも闘いながら、過ごしました。

 

(前駆陣痛って本物の陣痛と見分けが難しいんですね!(泣))

 

「今週乗り切ったら 生きられる確率が○%に上がる…!」

とか

「今週乗り切ったら 保育器で生きられる…!」

とか、

「今週乗り切ったら 肺呼吸ができる…!」

 

とか、もうそんな感じで、一日一日を過ごしてましたね~。

 

「お腹の赤ちゃんを守る!」

これしか考えてなかった。

 

 

…で、結局 予定日一週間前に無事 出産!

 

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…ということで、めでたしめでたし…で良かったんですが、もう一つ 私が見た“現実”があったんですよねぇ…(まだあんのかぃ

 

 

出産後、入院中に他の赤ちゃんのママと話したら、皆ほとんど切迫早産で入院してた

 

 

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産後 入院中、他の赤ちゃんのママたちと話す機会があったんですが、なんだか皆、妙に仲がいいんですよ。

 

私だけ蚊帳の外みたいな…

でも皆 個室のはずだし、そんな話する機会は他にないハズだけど…?

 

…と思ったら なんと皆さん ほとんどの人は、切迫早産で何週間も入院していたみたいなんですよね!

 

もーびっくりしましたよね。(ちなみにその場にいたママたちは全部で10人ぐらいでした)

 

ここでも、「これが現実なんだ…」とショックを受けた私なのでした。

 

 

まとめ

 

というわけで、妊娠中の自宅安静の度合いですが、私の場合

 

一人目:妊娠初期の3~4ヵ月の時に、不正出血の為 1ヶ月間、食事とトイレとシャワー以外は布団に横になってました。

 

そのあと医師から「もう大丈夫」と安静解除のお許しが出て、そのあとは元気にしていて ウォーキングなんかもしてました。お腹の張りもそんなになかった。

 

二人目:後期には、動いたり車に乗ると振動からか張りが頻繁にあったので、家で座って過ごしてました。

パソコンとかいじってたような気がします。

 

三人目:妊娠中期の6ヶ月には、座っているだけでも強い張りが頻繁にくる為、必要最低限の家事(夕食づくり)のみして、あとは布団に横になってスマホを見たり英語の勉強をしてました。

 

買い物は主人に行ってもらって、ほぼ夕食づくりと妊婦検診に行くだけの生活に。

 

張りが頻繁で心配な時は、正期産に入るまでは張り止めの薬をお守りがわりに飲んでました(薬を飲むよりはとにかく横になる方がいいそう)。

 

出産2ヶ月前の 妊娠8ヶ月には、夜のみ前駆陣痛がありヒヤヒヤしてました。

 

 

 

よく、「妊娠は病気じゃない」とか、「安産の為に動け!」とか言う人いますよね。

 

私も、一人目の時とか 経過がいい時は、

 

「いっぱい歩いて、体力つけて、出産に備えなきゃ!」

 

とか思ってましたよ。

 

張り切って 家の掃除も 毎日して…。

でもね、それって 当たり前じゃないんですね。

 

皆さんの周りの妊娠さんで、元気に歩き回ってたり、臨月まで元気に仕事してたり(のように見えるだけですね)、上の子の学校や園の行事や習い事に張り切って出てきたりしてる人、いますよね?

 

私も、今までは「妊婦さん」っていうと そういうイメージだったんです。どちらかというと。

 

でも、それが当然なんかじゃなかった。

 

私たちが 普段 外で目にするのは、経過が順調で、元気な妊婦さん。

 

でも…普段目にしない、入院してたり、自宅安静になってる妊婦さんも、世の中には たっくさん いるんだ、って。

 

その事実に、40歳を過ぎて 3人産んで、やっと気付きました、恥ずかしながら。

 

でも…ということは、世間の他の人たちも、以前の私のように知らないって人、いっぱいいるんじゃ…?

ってことで、ちょっとでも知ってもらえたらなって思って書いてみました。

 

 

「お母さんも、お腹の赤ちゃんも、そしてそれをサポートしてる家族も、皆 すごいよ、偉い!

生まれてきてくれてありがとう。

ちょっとでもお腹に来てくれて ありがとう。」

 

本当にそう思います。

 

 

それでは今日はこの辺で(^^)

ありがとうございました。

 

 

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